私たちがこのスクールで目指すものは、子どもたちの Inventiveな知性と感性を育み、
社会の革新と発展に貢献できる人材(※)を育成すること。
社会の革新と発展に貢献できる人材とは
私たちは、社会にとってかけがえのない存在となるために、教育者としての高い志と誇りを持って、社会の革新と発展に貢献できる人材の育成に尽くします。
───Z会グループの「グループビジョン」より
これからの時代において、 Inventiveな知性と感性を持ち、「誰かのために」を実現するため、発明することのできる子どもたちが、社会の革新と発展に貢献できると考えます。
そのために1歳~12歳の時期において、下記のような子どもたちを育みます。
子どもたちのInventiveな知性と感性を育み、社会の革新と発展に貢献できる人材を育成するために、
私たちが大切にすること、それが「Child Centered(子ども中心)」という考え。
Toyota Woven Cityも「Human Centered(ヒト中心)」の街を掲げ、
このスクールの教育のベースとなるモンテッソーリ教育でも「子ども主体」が大切にされています。
大人都合、時間都合、環境都合と何かに子どもを従わせるのではなく、スクールのすべての中心に「子ども」を置き、
「最高の教育」を実証し、発明し、体現していきます。
「Child Centered」な人材、「Child Centered」な環境設定、「Child
Centered」な教育内容…と、一人ひとりの子どもの「その子らしさ」を尊重し、その子・その時期に合った人・環境・モノ・コトに出会うこと、そして、じっくり没頭・集中し、探究する時間・環境を提供することで、Inventiveな知性と感性を育めると考えます。
そのひとつの表れとして、いわゆる異年齢のクラス構成を予定しています。
どんどん取り組みを進めること(速さ)も、じっくり深く取り組むこと(深さ)も、色々なことに興味を広げて取り組むこと(広さ)のすべてが「Child Centered」に認められる環境を準備します。
私たちはモンテッソーリ教育の考えをベースに、
12歳までの育ちを下記のように考え、その子ども・その時期に合った最高の教育を提供します。
1~2歳
動きながら学ぶ時期
身体を大きく、小さく、たくさん動かしながら、周りの環境に積極的に関わるこの時期。「自分でやってみたい。」という気持ちも芽生え、心理的・肉体的な自立が徐々に見られるようになります。活動を通して得られる達成感や満足感が、自信・自己肯定感の根本を培います。
3~6歳
自分でできるようになる時期
3歳までに溜めてきた印象・経験を整理、理解し、自分のものにしていく時期。自分の興味・関心のあることに、意識的に取り組み、知性を働かせながら、思考したり、比べたり、気付いたり、まとめたりします。ただ知識の獲得をするだけでなく、集中力、やり抜く力、自制心も育まれます。
7~8歳
自分で考えられるようになる時期
「どうして空は青いの?」、「色んな色の肌の人がいるのはどうして?」など、世の中のあらゆる事象に、好奇心を強く働かせる時期です。また、この時期までの経験をもとに、物事の善悪を自分で考えたいという気持ちも芽生えてきます。
9~10歳
自分で問いを立てられるようになる時期
それまで、目で捉えたものを、そのまま認識していたのに対して、対象を大局的に捉え、客観的な分析ができるようになってきます。また、人間関係においても、他者と自分を比較することで、自己肯定感や劣等感を生じるようになります。
11~12歳
自分で問いを立て、実践できるようになる時期
抽象的思考力がより高まり、目に見えない事象に関しても、想像力を働かせ、考えることができるようになります。また、仲間と「組織」を形成して活動に取り組み、それぞれが役割を見出すことも活発になります。